シリアスレイジ（２） （７／１０）

シリアスレイジ〈2〉荒廃都市 (電撃文庫)

遺伝子はアミノ酸では構成されてないと思うぞ（とりあえず突っ込んでおく）
次はこのような間違いがないと良いと思います。いや、個人的にはおもしろいから良いんですが。やっぱり間違った知識を読者に与えちゃ駄目ですよね。うんうん。
そんな間違い探しはさておき、本編はなんというか見事なまでに前作と同じ構成だったような。大学→どっかへ行く→事件に巻き込まれる→解決して大学に戻る、みたいな感じで。それに加えて、これから先レギュラーとして出てきそうなキャラクターが数人出ましたね。なかなか個性的でいいキャラだと思います。伏線も結構張られてて、これから盛り上がっていきそうです。
僕は個人的に今年（昨年）の大賞から出版された作品の中では、この作品が一番好きなのですが世間的な評価はどうなんだろう。設定は別として、単純なヒーロー＆成長モノをわかりやすく書いていて好感が持てるのですが。あと大原研究室の面々の発明品がイイ。大原研究室好きの自分としては、もっと研究室のメンバーにスポットを当ててもらいたいのですけどね。もうちょっと冊数が伸びたら外伝とか書いてくれないかな（笑）