ダビデの心臓（３） （４＋／１０）

ダビデの心臓〈3〉 (電撃文庫)

なんですかあの結末。それで第一部完って、おいおい。
結局なにがよくなかったのかなぁ、と考えてみたのですが。なんだろう。特殊能力があったり主人公がよくわからない優柔不断さとか正義感を持ってたところなのかな。おそらくこの作品の根底のアイデアの一つにはバトル・ロワイヤルがあると思うんですが、それを劣化させてファンタジーを混ぜたような印象をずっと受けてました。で、最後何も解決しないまま主人公死んでるし。何が書きたかったのかよくわからん。設定は悪くなかった（と言うか自分好みだった）のにちょっと惜しい感じ。
個人的には二部でなくても良いよという感じ。二部になって生き返る方法とか出てきたら嫌だし、他の人が主人公になるのもどうかと思う話なので。まぁ、出たらなんだかんだ言いつつ読むんですけどね。