ヴァんぷ!Ⅱ (8/10)
- 作者: 成田良悟,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 文庫
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さて、最後まで読むとわかるんですが、途中で終わってます。あとがきで作者が言うには前後編なので3巻でこの話は終わるんでしょう。最初からサブタイトルなりなんなりに<上>とか<前>とか付けてほしいものです。物語の内容自体の感想は、後編が出てからにします。まぁ、単純におもしろかったし、引きも良かったとだけ。
内容以外の点では、また相変わらず長いプロローグ。ちなみに、成田良悟はプロローグが長いというイメージがあるだけで、本当に他の作品が長かったかは覚えてません。このように複数の長いプロローグを書いてるのを見るたびに、PBMのGMをやればいいのにと思ってしまいます。
物語はまた相変わらず複数視点で進んでいきます。結構いろいろな話が混じってたから長かった気がするけど、作品中の時間はあまり進んでないんだよなぁ。そして最後にきっちり全部まとめてくるからこの人はすごいなぁと思います。おそらく次はヴァんぷⅢではないんでしょうが、それでも近い将来後編は出るでしょうから、楽しみに待ってることにします。